■□エコドライブ10のススメ□■
車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
■01 車間距離は余裕をもって、交通状況に応じた安全な定速走行に努めましょう。
車間距離に余裕をもつことが大切です。車間距離を詰めたり、速度にムラのある走り方をしたりすると、加減速の機会も多くなり、その分市街地で2%程度、郊外で6%程度燃費(km/L)が悪化します。また、同じ速度であれば、高めのギアで走行すると燃費がよくなります。交通の状況に応じ、できるだけ速度変化の少ない安全な運転をしましょう。
■02 加減速の多い運転をすると、燃費が悪化する。
実験コースで、速度の変動(加減速)が多い場合と少ない場合を比較してみると、速度変動が少ないほど燃料消費(cc/km)が少ないという結果が得られました。
■03 東京都内の一般道での実走行値を計測!
では、実験コースではなく、実際の一般道で走行した場合はどうでしょう。
2004年に「スマートドライブコンテスト」を行いました。コンテストでは、普段の走行をする車とエコドライブをする車を東京の環状部(郊外)と都心部(市街地)を走らせ、燃料消費(cc/km)の比較を行いました。
下の結果は、すべての車両のうちエコドライブ運転をした車がどのくらい燃料を削減できたか、その削減率を都心部と郊外で比較したものです。
【市街地でエコドライブ】
燃料消費率:83.2cc/km(12.0km/l)
削減量:30.1%
【郊外でエコドライブ】
燃料消費率:60.4cc/km(16.6km/l)
削減量:19.6%
上記の結果から、市街地であっても郊外であっても、加減速の少ない運転をすると、燃料の削減ができることがわかります。
加減速の少ない運転のコツは、スピードを少し控えめにすることです。安全運転にもつながります。
※出典:財団法人省エネルギーセンター「エコドライブ10のすすめ」
■運営:株式会社 アスア
■協力:独立行政法人 環境再生保全機構、公益財団法人 交通エコロジーモビリティ財団、一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)、一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)
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